ゴールデンレトリバーの毛の手入れについて
ゴールデンレトリバーの毛の性質
ゴールデンレトリバーは、その名前が示すように金色の被毛が特徴的な犬種です。その毛質は中程度の長さで、直毛または軽いウェーブがかったもので、厚いアンダーコート(下毛)があります。この二重構造の被毛は、彼らが起源を持つ寒冷な気候に対応できるように作られています。その被毛は通常、光沢があり、体全体にフェザリング(長い毛がまるで羽根のように見える状態)が見られます。
ゴールデンレトリバーの毛の手入れには以下のポイントがあります。
お手入れのポイント
定期的なブラッシングを行う: 週に数回、被毛をブラッシングして抜け毛を減らし、毛並みを整えることが必要です。特に、換毛期(一年に2回程度)には毛が大量に抜けるため、毎日ブラッシングすることをおすすめします。と、言う内容の記事が一般的ですが、いつが換毛期(古い毛が抜け、新しい毛が生えてくる)か分からないほどよく抜けます。ほぼ毎日ブラッシングが必要と思ったほうがよいと思います。抜け毛が床中に広がるため、お掃除もセットで必要です。
トリミング: 一部のゴールデンレトリバーは毛が特に長くなり、これが彼らの動きを妨げることがあります。そのため、定期的にプロのトリマーにトリミングを依頼するか、自身でトリミングを行うことが必要です。特に足周り、尾、耳の毛が長くなりやすいので注意が必要です。我が家では、一時期ペット用のバリカンを買ってトリミングを試したことがありますが、あまりにも難しいためプロに任せることにしました。ただ、大型犬のトリミングは扱っていないショップがあったり、スタッフを複数名確保する必要があることから、小型犬より予約が取りにくいし費用もかさみます。暑さに弱い犬種でもあるので、真夏は少し短めにカットしてもらっています。
バスタイム: ゴールデンレトリバーは泥をはねるのが大好きで、またその厚い毛皮は汚れがつきやすいです。定期的な入浴(1-2ヶ月に1回程度)が必要です。シャンプーは犬用のものを使用し、すすぎ残しがないように十分に洗い流してください。我が家では海や川で遊んだ場合は、その都度シャワーを使っています。雨の日の散歩も足が泥まみれなので半身浴?させるときがあります。シャンプー後はしっかりと乾燥させないと皮膚病や異臭の原因になると言われているので注意が必要です。
健康チェック: ブラッシングや入浴の際には、皮膚の問題(かゆみ、赤み、湿疹など)や寄生虫(ノミ、ダニなど)の有無をチェックしましょう。
以上のような手入れを心掛けることで、ゴールデンレトリバーの美しい被毛を保つことができます。また、これらのケアは彼らとの絆を深める良い機会でもあります。
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